加齢や障がいにより、今まで当たり前にできていたことができなくなることがあります。その一つに草刈りがあります。
高齢者には、居住地周辺が雑草で覆われることで「先祖に申し訳ない」と精神的な負担を感じられる方も少なくありません。
浜田市社会福祉協議会弥栄支所では、できなくなった草刈りをできる人(協力会員)が支え、安心して住み慣れた地域で生活できる仕組みづくりとして住民参加型在宅福祉サービスを実施しています。

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11月27日(木)は、一人暮らし高齢者の自宅周辺の草刈りを4名の協力会員が支援しました。
「毎年、草刈りしてもらって助かっています。もぉ草も伸びん時期なので、今年はこれが最後、安心して年を越せます」と笑顔で話しておられました。
草刈り作業には危険も伴います。
事故や怪我に遭わないように「安全講習」と「ヒヤリハット情報」の共有化を図り、協力会員の安全確保に努めています。

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令和6年度は、28件の依頼に対し、 延べ73名の方が活動しました。

ふるさとはいつまでも心に描いた風景のままでいてほしい・・・
ですが、草刈りを滞ると、精神的な負担もさることながら地域の荒廃にもつながります。
生活の不安を少しでも解消し、住み慣れた地域で生涯を過ごすことは、誰もの願いです。
その願いの実現のために努めていきます。

浜田市社会福祉協議会HP http://www.hamada-shakyo.com/
浜田市社会福祉協議会Blog https://hamadablog.exblog.jp/