出雲市社会福祉協議会では、出雲市と連携し、これまで制度の狭間で孤立したケース、複雑化・複合化したケース等に関わり支援する出雲市福祉総合相談支援事業を行っています。今回は、長年ひきこもり状態だった方とつながり、社会とのつなぎなおしのお手伝いをしました。

長年就労経験がほぼなく、社会経験が不足しておられましたが、就労したい思いは強く持たれていたため、就労準備支援事業につなぎました。本人と面談しながら少しずつ就労体験を実施し、現在は協力事業所で週5日間の就労体験をされています。「(働くことは)疲れるけど、楽しい」と話し、職場で頼りにされてきていること、まわりに感謝されること、役割があることに喜びを感じている様子でした。また、子ども食堂や地域の居場所スペースにも参加し、地域の人とのつながりも少しずつできてきているようです。

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さまざまな人との関係性が希薄になった結果の一つとして「ひきこもり」の状態になられている事も多いように思います。しかし、本人が社会と「つながっていいかな?」と思うまで、社協は関わり続けたいと思っています。お話をきかせてください。

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出雲市社会福祉協議会ホームページ https://www.izumoshakyo.jp/