「コミュニティ・ボンズ」とは、属性や性別、年齢など関係なく誰もが気軽に立ち寄り、なんでも相談でき、趣味・余暇活動などで交流しながら楽しめる「場所」「空間」です。

年間活動の中では、シトラスリボン(※1) 作り、癒しと安全の祈りを込めたカーポプリ作りなど行って、地域の行事等で配布しました。また、歳末には、生活に何らかの生きづらさを抱える人や不安をお持ちの方が少しでも、安心して新年を迎えて良い年となるように、備蓄物資やお餅の配布を行いました。

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「地縁の脆弱化」が深刻な課題となり「ひきこもり」「閉じこもり」の問題が浮き彫りとなり、生活に困窮する人も少なくありません。

コミュニティ・ボンズは、課題を抱えた方もそうでない方も、参加者がそろって「楽しい」「来て良かった」「また来たい」と思える、一人ひとりにとっての居場所となっています。

コミュニティ・ボンズに関わる一人ひとりがケアリングコミュニティ(※2) の人材です。この福祉の輪が様々なものを巻き込み、共生社会という一つの大きな輪になるよう、たくさんの方々の参画を期待しています。

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※1 新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見の防止を目的として、愛媛から全国に広がった「シトラスリボンプロジェクト」のシンボルです。

※2 地域住民が福祉に関心を持ち、理解し合い、互いに支え合っていける地域をいいます。

 

邑南町社会福祉協議会 http://ohnan-shakyo.or.jp/