隠岐の島町社協では、住民の様々な困りごとの相談に応じる「隠岐の島町あんしんセンター」を平成27年に設置しました。 昨年は、約3,500件を超える相談・支援(面談、電話、訪問、同行、他機関へのつなぎ等)をさせていただき、関係機関と連携しながら解決に向けて取り組んでいます。

そこで、相談事例(複数の事例を組み合わせて創作)を2つご紹介します。

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《ケース1》
病気になって仕事ができなくなった。生活は妻の収入で何とかやりくりできそうだけど、治療費や税金の支払いができそうにありません。

【支援】
税金関係の減免手続きや収支の見直しについて相談しました。滞納していた税金や医療費は分納手続きを行い、計画的な支払いの目途を立てました。
収支の見通しがたち、治療に専念できるようになりました。


《ケース2》
高齢の母親と暮らしている男性が、仕事が続かず金銭的に困っているみたい。先日、電気が止まってしまったみたいで、とても心配。

【支援】
相談のあった民生委員さんと訪問したところ、母親には認知症がある様子でした。金銭的な問題から介護保険サービスの利用を控えていたようです。
資金貸付によりライフラインを確保するとともに、収入と支出の流れを整理し、家計のやりくりを一緒に考え行動しました。
また、ハローワークに同行しての仕事探しを行いました。
今では介護負担も軽減され、順調に仕事を続けられるようになったため、家計も落ち着きました。


「こんなこと相談してもいいのかな?」と思うくらいの時期が相談のタイミングです。
どんなことでもかまいません。お気軽にご相談ください。

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隠岐の島町社会福祉協議会
 https://www.oki-fukushi.net