今年度「しまね流福祉教育推進モデル事業」の指定を受け、福祉教育の更なる充実を目指し、雲南市立吉田中学校と協同実践を行いました。授業では福祉の基礎を学び合った上で、街に出て高齢者・障がい者疑似体験を行いました。また、実施にあたり、吉田地区振興協議会をはじめ、企業や住民、行政等多くの地元関係者から協力をいただきました。

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最終日の「誰もが住みやすい地域」の実現に向けた話し合いでは、「(地域の高齢者に届けている手紙について)今後は学校の行事の案内や写真を入れて工夫をする」「(町外・市外への通院時の移動手段について)病院へ行く直通のバスがあれば便利」など、生徒自身ができること、実現すると良いもの(こと)を考えました。自分たちの暮らす地域「吉田町」について真剣に考える姿はとても頼もしく輝いて見えました。

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今後は自分たちが取り組める活動の実践として、地域でのサロンの参加や1人暮らし高齢者への手紙の作成に加え、11月の吉田中学校文化祭での取り組み発表を通じ、地域の方へ生徒自身の「思い・考え」を発信する予定にしています。