社協の相談対応は、どなたからでも、どんな相談でも、まずは受け止めることを大切にしています。

 

これまでお受けした相談内容を整理してみると、その多くは、収入が少ない、借金が多いといった、家庭の経済事情に係る内容が多くの割合を占めていました。

中でも、多重債務や借金が膨らんでいく傾向にある例では、個人が経営する小規模商店での掛買いが関わっている例が幾つか見えてきました。

そこで早速、町内の個人が経営する小規模商店にお話を聞きに行ってきました。社協のお家芸、いわゆる「ニーズ調査」というヤツですね。

 

全13店舗にお邪魔させていただいた中、多くの店舗で、生活に困窮する方や生き辛さを抱えている方々に寄り添い、支えとなっている実態が見えてきました。

中には、お客さんに寄り添いながらも、自らの生活や店舗経営そのものに強い不安感を抱いている実情をお聞かせいただく場面もありました。

 

そして、私たち社協の相談対応の取組みにも耳を傾けていただき、「もっと多くの人に社協を知ってほしい!」「相談してほしい!」との声が…

思いもよらぬ反響に恐縮しつつ、全ての店舗で店内の目立つ場所にポスターやカード、ステッカーを設置させていただくことになりました。

写真1 写真2

以降、「○○のお店でチラシを見たんだけど…」、「○○の店長に勧めてもらって相談にきたんだけど…」といったかたちで、新たなご相談が増えてきています。

こうしたご縁を大切に、今後とも、どなたからでも、どんな相談でも受け止め、ともに考え、一人でも多くの方々の笑顔を増やしていきたいと思います。

 

生活のことでお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。

 

隠岐の島町社会福祉協議会     https://oki-fukushi.net