最近、様々なところで「担い手不足」という言葉を耳にしますが、地域住民の交流の場として重要な役割を果たすサロン活動もまた、その課題に直面しています。
長年、多くの皆さんの笑顔と活気に満ちた交流の場として続いてきたサロンが、「活動を支える人が減ってきてね…」と寂しそうに話されるのを聞くと、胸が締め付けられる思いがします。

 

担い手不足と一言で言っても、そこにはいろいろな要因が絡み合っていると感じています。一つ目は、企画や参加者への声掛け、会場の手配など活動を継続していく上で必要な様々な負担が特定の方に集中してしまっていること。
そしてもう一つ私が個人的に課題だと感じているのは、サロンが持つ本来の魅力や意義が、次の世代の方々に十分に伝わっていないのではないかという事です。

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             《写真は3/11開催  「サロンのつどい」での脳トレの様子です》

 

「地域の方や気の合う仲間の顔を見て話しをする」―これって本当にささやかだけど、今の時代には何より大切なことだと思っています。
この重要な地域資源を皆様と共に、無理なく、持続可能な活動ができるよう、一緒に考えていかなければいけないなと感じているところです。

 

隠岐の島町社協ホームページ     https://oki-fukushi.net