「明日からどうしたらいいでしょうか。」お金もない食べる物もない、そんなご高齢の方が、民生委員さんと一緒に相談に来られました。社協ができる支援として、「おたすけフード(フードバンク)」の利用と小口資金の借入をお勧めしました。お帰りの際に「またこちらから連絡させてくださいね。」とお声がけ。見守りを始めた当初は、か細い声で元気はなく、最低限のことしかお話をしてくださいませんでした。会話は二言三言で終わってしまい、受け入れてくださるまでにはかなり時間がかかりましたが、回を重ねるごとに困ったことがあると、ご自身の方から電話をしてくださるようになりました。相談者は長らく病院受診もされておらず体調も気になったため保健師につなぎ、その後も連携を取りながら支援を行っています。

※写真はイメージです。

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その後おたすけフードも何回か利用され、他機関ともつながり、今では、安定した生活を送っておられます。しかし、つながりを絶やさないために定期的に連絡を取り、困り事があれば相談していただくなど、つながり続ける支援をしています。

「こんな相談どこへしたらいい?」と思ったら、まずは社協へご連絡をください。
お話を聴かせていただき、あなたと共に考え、次につなげるのが社協です。

奥出雲町社協 https://okuizumo-syakyo.com/