ひきこもりと企業 シリーズ第5弾『奥出雲やまなみファーム』
奥出雲町
2025年11月11日
協力企業第4号である奥出雲やまなみファームの熊廣一さんにお話を伺いました!(事業内容:牧場運営)
Q.ひきこもり支援への協力依頼を受けた時の正直な気持ちは?
「ここはもともと、いろんな事情のある人もたくさん来て動物とふれあう牧場。
社協さんから話をもらって、まったく大歓迎でしたよ!
ポニーにウサギにカモ、金魚までいるでしょ?
やることはいくらでもある(笑)
いつもは一人で作業していますから、メンバーさん(当事者)やサポーターさんが来てくれて助かってるくらいですよ!」

Q.メンバーさん(当事者)と接する時に何か気をつけておられることはありますか?
「メンバーさんは性別も年齢もいろいろでしょ?
どういうふうに話しをしようかなー、なんて考えることもありますけど、サポーターさんがおられますからね。
うまく共通の話題を見つけてみんなで話せるような雰囲気をつくってくれます。」
Q.この取り組みに参加されて一番嬉しかったことは何ですか?
「そりゃあ、メンバーさんがこの活動を卒業して就職されたことですね!
勤務先のコンビニで顔を見た時は、本当に嬉しかったですねぇ…。
そんな素晴らしい取り組みに自分が関わることができたなんて、喜びですよ!」

奥出雲町のひきこもり支援――小さな町から始まる大きな一歩
奥出雲町では、ひきこもり該当者の割合が島根県平均の約5倍にのぼるという、非常に深刻な課題を抱えています。
高齢化が進む中山間地域において、これは町全体の将来にも関わる重要な問題です。
そんな中、奥出雲町社協が始めたこの取り組みは、地域内外から多くの関心を集めています。
現在では、共に手を取り合う企業が5社にまで広がり、地域全体で支える体制が形づくられつつあります。
これまでに参加されたメンバーさん(当事者)は延べ21名。
そのうち18名が就労体験などを経てこの活動を卒業し、それぞれ次のステップへと進まれました。
*** 一歩を踏み出すあなたへ ***
いま、悩んでおられるご本人、ご家族のみなさん。
「働かなきゃ」と思う気持ちがプレッシャーになっていませんか?
でも、就労だけがゴールではありません。
ゴールは人それぞれです。
まずは、社協へお電話ください。
あなたのペースで、最初の一歩を一緒に考えましょう。
一人で抱え込まずに、つながることで見える景色があります。
電話0854-54-0800

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