豪雨や地震などによる大規模災害が起きたとき、ボランティアをはじめとする支援の力をいかに被災された方の生活再建につなげられるかは、社協職員にとって大きな課題です。

その課題を解決すべく全国の災害ボランティアセンターではICTの導入が進んでいます。

本会においても、今年度から社協職員を対象としたICT活用の研修会を行いました。

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これまで多くの被災地支援の経験を持つ講師から、社協が被災者支援に携わる意義についてご講義いただいたり、災害ボランティアセンターの機能を15項目に整理し、それぞれの場面がICTの活用によってどのように変わるのか分かりやすくご教示いただきました。

参加者からは「ICTを適切に活用し、住民と向き合う時間を増やしていきたい」「まずは組織内部でもICT活用について勉強する機会をもちたい」といった声があがり、よりよい災害ボランティアセンター運営に向けた機運が高まっていると感じます。

どれだけ良いシステムを導入しても、それを扱うのは私たち社協職員をはじめとした「人」です。

正しい活用のため、そして災害ボランティアセンターの運営基盤の強化に向け、今後も学びを深めていきます。

 

本会HP「地域のボランティア・災害福祉支援」  https://www.fukushi-shimane.or.jp/works/1764