海士町の最南端に位置する崎地区は、町役場や医療福祉施設から距離が離れており
急な坂道も多いことから一部の高齢者から
「デイサービスに行きにくい」「家から出ていない」
という声があがっていました。 

 

そこで海士町社会福祉協議会では、2019年から海士町役場の保健師さんと共に、
高齢者の介護予防と居場所づくりを目的とした『みかんカフェ』を行っています。

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みかんカフェは、毎月1回崎地区の公民館で開催しています。
主な内容は、介護予防体操・レクリエーション・脳トレですが、
工作や季節の行事など、参加者の希望や特技を踏まえた内容も大事にしています。

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みかんカフェを始めてから約4年が経過しました。
今では参加者が欠席者へ脳トレの用紙を届けたり、
「次のみかんカフェは○日だよ」
と誘い合うなど、参加者一人一人が主体的に参加してくださっています。

また、毎月専門職が関わることで以前よりも地域の情報が入りやすくなり、
ちょっとした体調の変化や、地域の困りごとなどを把握する場となっています。

引き続き、安心して暮らせる島を目指して、
地域住民のみなさまや関係機関と協力しながら活動を続けていきます。

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