松江市社協が実施する「松江市在宅医療・介護連携支援センター」では、松江市民が住み慣れた地域で自分らしく療養生活がおくれるよう地域の医療・介護関係者の連携を支援しています。その活動の一つとして松江市消防本部と一緒に「救急車利用チェックシート」や「救急医療情報セット」の活用について取り組んでいます。

松江市内は高齢者施設が増えてきており、施設から救急搬送される件数も増加しています。もしもの時に、施設の職員があわてず情報収集を行い、搬送先の病院が必要な情報を受け取ることが出来るよう、救急車を利用する際に役立つチェックシートを松江市消防本部とともに検討し、松江市内の高齢者関連の施設に周知しました。

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松江市内の施設や病院から「このシートがあれば、施設として何を救急隊に伝えればよいか分かるので、あわてない」「施設から付き添いがいない場合でも連絡先が書いてあるので、病院としても助かっている」等の声があがっており、地域の関係者と医療機関のスムーズな連携の一助になっているのではないかと思います。今後、さらにシートの活用状況を調査し、改良していきたいと考えています。

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地域で療養生活を続けていくためには、地域の医療・介護関係者の連携がかかせません。

これからも市民のみなさまに、どのような医療や介護が必要になっても安心して生活を続けることが出来るように、地域の医療・介護関係者の連携を支援していきます!

 

「救急車利用チェックシート」等の地域の医療・介護の資料集はこちら
松江市社会福祉協議会ホームページ
http://www.shakyou-matsue.jp/center/shigen.html