松江市と松江市社会福祉協議会が共同で事務局を担当する“まつえアドバンス・ケア・プランニング普及・啓発推進協議会”が市民公開講座を開催しました。
アドバンス・ケア・プランニングとは「もしものときに望む医療やケアについて、家族や医療・ケアチームと話し合い、共有する取り組み」のことを言います。日本では「人生会議」とも呼ばれています。
住み慣れた松江市で住み続けていただくために「人生会議」は有用な方法と考えられます。ただ、この言葉や意味は十分に周知されているとは言えません。
そこで、松江市内の専門職と関係団体が「まつえアドバンス・ケア・プラン二ング普及・啓発推進協議会」を立ち上げ活動しています。
今年度は、フリーアナウンサーのおがっちさんをお迎えし、11月30日“いい看取り”の日に、市民公開講座を公開しました。当日は、小学生から80代まで幅広い年代の方にご参加いただき、皆さまと一緒に“人生会議”について考えることが出来ました。

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松江市内の医療・介護関係者から、人生会議を行なったエピソードを募集。実際に行われた人生会議をもとに作成したオリジナルストーリーで朗読劇を行い、その後住民のみなさまと一緒に、「在宅での看取りと人生会議」について意見交換を行いました。
参加された住民のみなさまからは「健康な時から自分の気持ちを考えておくことが大切、終活支援ノートはツールとして人にも勧めたい」「人生会議は自分だけでなく自分に関わる人たちにとっても大事なことだと思った」等と感想をいただき、とても有意義な機会となったように思います。

アドバンス・ケア・プランニング“人生会議”は、みなさまが住み慣れた地域で最期まで自分らしく生きていくために重要な取り組みです。
皆様もぜひ、自分の周りの大切な人と、これからの人生や、もしものときに望む医療やケアについて話し合ってみてください。

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まつえのACP   https://www.shakyou-matsue.jp/center/acp.html